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  • 2012.10.01 Monday
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『イン・ジ・エンド〜最果ての二人〜』ピンクサイコ―ヒース&ネイラ―

イン・ジ・エンド〜最果ての二人〜
著者:ピンクサイコ ヒース&ネイラ
翻訳:Mayu
(TOKYOPOP/ソフトバンククリエイティブ)

ドイツ出身の2人組の漫画家、ピンクサイコのデビュー作。2006年にTOKYOPOPドイツから刊行されたものの邦訳版。
日本を舞台に、父親との確執を抱えた少年・華依斗(カイト)と、教師の蓮(レン)との恋愛を描いたBL漫画。

漫画としての出来は良くない。展開は唐突で、登場人物の心理も理解しづらいし、絵も拙い。絵の見せ方、モノローグの入れ方も整理されてなく、読みにくい。また、日本舞台なこともあって、和服や家の描き方など、ツッコミどころも多い。ピンクサイコもしくはネイラのファン、または外国人作家による“MANGA”作品に特に興味のある人以外にはおすすめしない。

何かひとつでも、作品の軸になる物語を描いてほしかった。華依斗と蓮の恋愛、華依斗と父親との問題、華依斗とチャックやミキとの関係、華依斗自身の成長…物語になりうるものはたくさんあるのに、全て半端なままだ。もちろん、何も成し遂げられない、というのも、ひとつの物語、結末の描き方として有りだとは思う。ただ、そのカタストロフに向かう道筋がきちんと描かれていないと感じた。

致命的なのは、蓮が華依斗に惹かれる様子に説得力がないことだ。一目惚れだったのだろうが、それにしても、読者が納得できるだけの描写がないのはまずい。急に「君が欲しい」「愛してる」なんてテンションで来られても…。登場人物全般に言えることだけど、蓮に関しては特に、キャラクターの掘り下げが足りないと感じた。掘り下げというか、説明不足のために伝わらない感じ。

全体的に、設定・あらすじをそのまま絵にしたような漫画だった。父親と上手くいっていない華依斗と、妻と上手くいっていない蓮とが惹かれ合うけれど、結局引き裂かれてしまう…という筋が、細部の肉付けがないまま漫画にされているので、筋書き以上に伝わるものがなく、もったいないと思った。もっとあんなふうにも、こんなふうにも出来るのに…と、読みながら考えた。だいたい、この描き方じゃ、蓮は「妻帯者なのに生徒に一目惚れして手を出した淫行不倫教師」だし…。せめて、妻との間に抱えている問題をきちんと描いてほしかったなぁ。

正直、蓮よりもミキやチャックの方が華依斗のことを思いやっているように思えた。華依斗、ミキ、チャックの3人の恋愛模様を描く続編なんかあったら面白いんじゃないかなー。華依斗と父親との和解も絡めて…。他人を遠ざけながらも心の奥底で愛を求めていた華依斗が、遊び歩いた末に辿り着いた相手が、幼なじみのミキであったり、唯一誠実に愛してくれたチャックであったりしたら、とても素敵だと思うんだけどな。

さて、ここまで悪い点ばかり書き連ねてきたけど、実はそんなにこの漫画が嫌いではない。「日本の漫画やビジュアル系音楽を愛するドイツの若者が描いたBL漫画」という見方をするなら、興味深く読めるし、親近感を感じる部分もあるからだ。登場人物のファッションとか、徹底して自分の好きなものを描いている感じがして、なんだか面白いなぁ、と思う。学校の制服のデザインもすごい…! 蓮も教師とはとても思えないロックな服装で学校に来ているしね!
そういう視点で見れば、背景や色々な小物にも作者の遊びや愛が見えて面白い。きっと作者はDirが好きなんだな。華依斗の家の壁にかかっている絵の中に、Dirのメンバーの似顔絵らしきものがあるし、華依斗の部屋にもDirのポスターが貼ってあるし。そう思って見れば表紙イラストはとっちか薫に似てるような気もするなー、なんて…。チャックが華依斗と上手くいかなかったのは、Dirファンの華依斗をガ○ットのライヴに誘ったからなんじゃないか?…なんて邪推したりして(笑) いやー…でも、真面目な話、Dirとガ○ットという2つのバンドが、華依斗とチャックの間にある埋められない溝とか、精神的な断絶を隠喩しているんだとしたら面白いな。ちょっと穿ち過ぎかな?

このコミックスの1/4スペースで、ヒースは「この本では脇役たちやバックに登場するキャラたちを詳しく説明するスペースがなかったのは残念」と述べているし、ネイラは「この作品の絵を見てると、今だったらもっとうまく描けたのに、と思う箇所がたくさんある」と述べている。そういう言葉もあることだし、また日本で彼らの漫画が発売されることがあれば、また買ってみたいと思う。ここから、どう上達していくのか、この個性を漫画としての完成度とどう融合させるのか、見てみたい。

『ルキン・フォー・マイ ファンタジスタ』藤生

ルキン・フォー・マイ ファンタジスタ
藤生
(あすかコミックスCL-DX/角川書店)

発売直後から表紙に惹かれつつも、買おうか買うまいか迷っていた作品。だけど、結局買って良かった! これ好きだー!

心のままに恋する少年・エドワーズと、そんな突っ走る彼を優しく見守る幼なじみ・ダニエル。でも本当はダニエルはエドワーズが好き…。ああ、もう、この設定だけでご飯がおかわり出来る…。エドワーズのような、自分に正直すぎるあまりに常識はずれになってしまうキャラクターって好きだなぁ。そんなエキセントリックな彼が最後にはやっぱり、唯一の理解者である幼なじみのことが好きって気づくのは、本当にセオリー通りだけど、読んでいてものすごくキュンとくる。
小説だけど、樹生かなめの『不条理な男』もそんな話だったなー。あれはエドワーズみたいな可愛いエキセントリック少年じゃなくて、全くの不条理男だったから、好き嫌いのわかれる作品だろうけど。(私は大好きだった…)

エドワーズに振り回されながらも健気に恋するダニエルの姿にキュンとする。こういう話だと、ダニエルに肩入れしながら読むことになるから、エドワーズの奔放さに苛立ちかねない設定なんだけど、エドワーズがまた可愛いんだよねぇ。こりゃ、ダニエルがエドワーズに愛想を尽かさないで、ずっと好きでいるのもわかるなぁってくらいに。(まあ、私は前述の『不条理な男』でさえも、可愛いなぁ、と思って読んだ人間なんですがね…)

かなり唐突な始まり方の物語で、それでもコメディタッチで楽しく読んでいるうちに馴染んでしまうのだけど、2人がもっと幼い頃からの話も読みたいなぁ、と思った。2人のちびっこ時代なんて想像しただけでもう…! 作中の中等部の制服もすっごく素敵で(半ズボンにハイソックス!)萌えツボ突かれまくりだけど、小学生の頃なんて短パンはいたりしてたんじゃないかしら! ああ、想像しただけでショタ心がうずく…。

なんか最後は変な方向に感想がいっちゃったけど、楽しいコメディなのにすごく切なくて、きゅんきゅんしまくりの作品でした! 単行本未収録の番外編があるらしいけど、次の本も絶対買うのでぜひ収録してください!

『茜新地花屋散華』ルネッサンス吉田

茜新地花屋散華
ルネッサンス吉田
(EDGE COMIX/茜新社)

めためたに壊れた深沢の泣き顔に萌えました。


一時期、詩誌を愛読していたことがあった。私はきちんと詩の勉強をしたことはなく、現代詩を読んでもよくわからないことだらけだった。それでも読んでいたのは、良し悪しはわからなくても、詩が好きだったからだ。誌面に溢れる言葉と文字、そこから立ち上るような、にじみ出るような、詩人の世界。それはたいてい色を伴って私のイメージの中に現れ、乾いていたり湿っていたり、重かったり軽かったり、さまざまな「感じ」を喚起した。私は詩人の世界を巡り、その後にはいつも自分の世界を巡った。私と同世代の人達の詩も掲載されていて、それらのいくつかは強烈な共感と衝撃を持って、私の世界の一部を侵食した。ほとんど歳は変わらないのに、詩人らのこの豊かな言葉…内面をこのように表すことが出来たならどれほど良いだろう! この『茜新地花屋散華』を読んで、しばらく遠ざかっていた、そんな青臭い「言葉への希求」を久々に掘り返された。

言葉にすればするほど自分の中へ深く潜り込んでいく、分析したがりの自意識の塊の自分。恋愛と自己愛が重なる感覚。特に深沢と埴谷の感覚には共感を覚えた。いつの間にか頭の中で意味のない文章を自動的に綴り続けていて、それは気づいた途端に「私」に関する考え事になっていく。つい最近のことだけど、友達と酒を飲みながら「私は結局、自分自分自分…ってなる人間だから」と言い合ったことを思い出した。表面的な自己卑下ではなく、自分の醜さや空虚さや正義をさんざん吐露しあった末での言葉で、愛しい共感に満ちたやりとりだった。深沢と埴谷の間にも、あのような愛しい共感があったのではないかと思う。

ろくでもない人間達が、どうしようもなくグズグズになっていく様は痛々しい。けれど、剥き出しのどうしようもなさはどこか可笑しくて、声を上げて笑いながら読んでしまった。何か楽しいショウでも見た後のような、愉快な気分の読後感だった。同じものというわけではないけど、この愉快さはゴーリー作品の読後感と似ているかもしれない。こういう可笑しみが漂う作品は、ただ悲しい作品よりも好きだ。ゴーリーなら『不幸な子供』や『ギャシュリークラムのちびっ子たち』はユーモラスで楽しめるから好きだけど、『おぞましい二人』はユーモアが感じられないから好きじゃない。そして『茜新地花屋散華』は『不幸な子供』や『ギャシュリークラムのちびっ子たち』のように楽しい。

そんなそこはかとない可笑しみも魅力的だったし、もっとはっきりと萌えをくすぐられる部分もいくつもあった。特に深沢はナイスキャラだった。素晴らしい! 勉強はできるがバカな…歪んで見えるのに真っ直ぐな…ああ、彼が昂って泣くたびに、私もやたらに興奮してしまった。『木屑録』の最初の方の、道場で開高とやり合う場面なんてもう、開高の意地の悪さと深沢の哀れさとにゾクゾクした。なんて可愛いんだ、深沢! 彼ほど嗜虐心を煽るキャラクターもなかなかいないんではないかしら、というくらい、深沢が酷い目にあっていると興奮したし、彼をいとおしく感じた。

帯の「最もエキセントリックで最もロマンティックな恋愛のテーゼを描ききった」って文句は、なるほどなーと思う。ロマンティック大好きなので、とても満足できる作品だった。
表紙その他に惹かれて、買おうか買うまいか迷ったんだけど、買って良かった。千円以上するけど、ページ数多いからお買い得だし。それにしても、初めて本屋さんで店員さんに頼んでシュリンクはずして中身を確認させてもらっちゃったよ! 表紙の人物画じゃ、絵の雰囲気がつかみにくかったのでね。面白いか地雷かどっちかだろうなー、と思っていたけど、面白くて良かった。相当クセのある漫画だから、迷っている人は確認させてもらうのも手ですよ。

『あまいきみがすき』元ハルコ

あまいきみがすき
元ハルコ
(ビーボーイコミックス/リブレ出版)

甘い甘いあまーい! わーいわーい、ありがとう! いちゃラブ愛好者としてお礼を言います! おしゃれっぽい絵柄だけど、根底に流れるラブい空気…堪能いたしました! ああもう、ごちそうさま!

短編6篇と、内3篇の描き下ろしおまけ掌編収録のBL短編集。私は表題作の『あまいきみがすき』がたいへん気に入りました。優等生メガネ君と不良の学生カップルもの。この2人が、お互い照れながらもラブラブの甘々でイイ! タイプの違う2人なのに、2人とも可愛いったら。読んでる間中、にやけっぱなしでした。乙女の夢だね、イイ男2人がいちゃいちゃしてるのって! 腐女子(腐男子)の人なら、男の子同士が仲良くしてるのを見ながら腐妄想を逞しくしたことがあると思うのだけど、まさにその妄想が漫画になったみたいだと思った。

そもそもこの本、買う予定ではなかったんだけど、同時発売の他のビーボーイコミックスを買ったら、試し読みチラシがついていて、それを読んだら欲しくなってしまって…。まんまとのせられてしまった。けど、自分的には当たりだったので、のせられて良かった。試し読みって広告としてけっこう有効なのかも!

ところでこのコミックス、『BLの物語の力』というシリーズに入っているようなんだけど、どちらかというと、物語の力ってよりはキャラや演出で魅せる雰囲気系のように感じたのだけどなぁ。「萌えだけじゃない感動がある」が『BLの物語の力』シリーズの惹句のようだけど、正直、この『あまいきみがすき』は萌えの塊みたいに感じた。あまりに私のツボを突く甘々っぷりに、ある意味感動はしたけども。

6篇全部好みだったかというとそうでもないけど、絵柄は綺麗で格好良いし、小道具の使い方とか言葉選びのセンスも良いし、今後にも期待大です。いちゃラブとスタイリッシュさを両立させているBL漫画家ってあまり多くないと思うし。コメディのセンスが良いと思うので、暗い話よりもラブコメ描いてほしいなぁ。ラブコメで、ときどき切ないエピソードも入れつつ、みたいなの。

2008年の漫画マイベストセレクション【BL編】

もうお正月気分も薄れた頃ですが、昨年のBL漫画の私的振り返りをしたいと思います。2008年の1年間に発売されたBL漫画単行本の中で、私の心をぐぐっととらえた作品を挙げていきます。
続きを読む >>

バンビボンブパニック しおせ順。

バンビ ボンブ パニック
しおせ順。
(Cult comics X-kidsセレクション/笠倉出版社)

BL…というかショタエロ短編集。古本で購入。絵はカタイ感じだけど、エロシーンが良い。エロい、うん。何汁だかわからない汁描写も良いわ〜(笑)

最近ショタとかロリとかが自分の中で流行っていてよく読んでいるのだけど、それで気づいたことがひとつ…。無理矢理も悪くない…というか好きだ…。ずっと凌辱とか強姦とかの話って苦手だと思ってたんだけど、どうやらそうでもない感じ。普通のBLで、攻めに強姦されてほだされて好きになってしまう受け、というのが非現実的過ぎて理解しにくいだけで、エロ漫画やエロ漫画寄りのBLだと、ストーリーに少々無理があっても気にならない。エロが魅力的ならそれでOKなのだ。そして、その場合は凌辱って素晴らしい力を発揮するなぁ、と思う。思えば小学生の頃から『BRONZE』を愛読してBLに親しんできた人間が、強姦・凌辱系が嫌いなわけないじゃないか。

あー、でも、無理矢理でも根底に愛がある方が好きだな。この辺がBL愛好者らしいところかしら。基本的に甘々が好きだし。
というわけで、この短編集は男の子達が意地悪されつつもラブい雰囲気があって丁度良いバランス。最後に収録されてた『人形遣らい』だけはちょっと異色で、愛のない痛い話だけど、これはこれで趣があった。男の子が可愛いし、途中で覆されてしまうけど、それまでの少年2人の拙い交流が微笑ましくも切なくて良かった。これだけは人形の子は女の子でも良かったなー、と思う。ま、ショタコミだし男の子でも全然良いけど!

メガネっ子が可愛い『お兄ちゃんとボク』が1番好きかなぁ。これも、普通のBLだと兄弟モノってあまり好きではなくて、兄弟で慕い合うのには萌えるけど、それが体の関係にまでなると「ええ〜!?」って思ってしまうのだけど、エロメインの漫画なら全然イヤじゃないんだよなぁ。普通のBLとエロBL・エロ漫画を読むときの回路がこんなに違うんだな、と思うとちょっと面白い。

デキる男の育て方 全2巻 大和名瀬

デキる男の育て方 全2巻
大和名瀬
(Chara COMICS/徳間書店)

「俺とキューリとどっちが大切なんだ…」そんなラブコメディ(違う)


『無口な恋の伝え方』を買ったら、『デキる男の育て方』のスピンオフ作品だとのこと…で、いそいそと本作を購入したのでした。
『無口な〜』を後回しにして、こちらから先に読んだところ、めちゃめちゃ面白い! 大和名瀬作品て今まで読んだやつ全部面白いんだけど、これはもう既刊コミックス集めろってことかしら。

ダメ攻×アホ受の胸キュンお馬鹿コメディBL。いやー、笑った笑った。本郷の強引俺様ぶりには呆れ返るばかりだけど、イヤな奴と感じさせないのが作者の上手いところ。和葉の拒みようと山咲さんのツッコミが読者の気持ちを代弁しているというか、そりゃそうだ、とうなずきながら読めるので、本郷のトンデモぶりも面白がることが出来る。

山咲さんの存在がこの漫画を物凄く面白くしてるなぁ、と思う。ボケばっかりじゃ笑いは成り立たない。ツッコミがバシッと決まったところで笑いが起こると。「どうして私の周りにはバカしかいないんだろう…」は、もはや名言ですな。いやもう、彼の一言一言が名言級と言っても良いくらいかも…。本郷に対しては常に敬語(ですます)なのも良い。敬語で怒るのって萌えません? 山咲メインでスピンオフが出たのも大納得。彼すごく良いキャラしてるもの。

なかなか気持ちが通じ合わなくてやきもきする展開だけど、笑って楽しく読めて最終的にはラブラブバカップル…というハッピーなお話でございました。ああ、ホントに楽しかった! しかもこれ、ドラマCDが出てるの? うわー、ほしい! 今月は余裕がないけど、その内きっと…!

ポケット・センチメンタル 全2巻 深瀬紅音

ポケット・センチメンタル 全2巻
深瀬紅音
(GUSH COMICS/海王社)

学園モノBL。…なんか、よくわからん…。何かの二次創作を読んでるような感覚が拭えなかった。主要登場人物に土地神がついてるって設定が、唐突で何の説明もない上に、ストーリーにも全く関係ない。だから、元ネタを知らない二次創作同人誌を読まされてるみたいで、置いてきぼり感を感じた。1巻のあとがきによると、わりと締め切りが近くなってから、担当編集者に「何か小さいものを出してほしい」と依頼されて出したようなので、それでとってつけた感があるんだろうな。それでも1巻ではまだ土地神たちを話に絡めてるけど、2巻なんてほとんど関係ないし…。確かにちびキャラたちが画面にいるのは可愛いんだけど、こんな扱いになるんなら出さない方が良かったんじゃないかしら。

その「よくわからない土地神様設定」を無視して、普通の学園BLとして考えればわりと好きだった。特に2巻。両想いの2人がお互い好き過ぎるあまりに痴話喧嘩になる、という感じの話って大好物なんで、楽しませてもらいました。ラブラブなのにゴチャゴチャ揉める話が好きなのだ。甘酸っぱいBL大好き!

あ、でも、主人公が右手でペンを持ったり左手でペンを持ったりしてるのが気になった。両利き設定なのかもしれないけど、多分ミスだよね…。他のキャラも場面によって箸やフォークやペンを右手で持ったり左手で持ったり…。細かいことだけどこういうのって目についちゃうと気になる。こんなことで作品の出来を低めてしまうのはもったいないな。


◆『僕・メガネ・メガネ・君』の感想はこちら

僕・メガネ・メガネ・君 深瀬紅音

僕・メガネ・メガネ・君
深瀬紅音
(GUSH COMICS/海王社)

BL短編集。表紙買い…というか、タイトル買い。ここまでメガネ押しで来られるとインパクトがあるというか、気になって購入。

うん、好きだな、この作家さん。なんか、ふわふわした雰囲気が鬼魔あづさに少し似ているような気がする。特に『レンアイ履歴書』『ホントにあいしてる?』辺り。そう感じたせいか、この人の描くエロ漫画が読みたいなぁ、と思った。ショタコミ系とか。

『ロープマン』再考。BL 漫画における性行為とか

ここのところBLの話が続いておりますが、今日もBL話です。ほとんどBLを読まない時期もあれば、貪り読む時期もあり。今はどうやらBL読みたい期の真っ最中です。さて、先日感想を書いた『ロープマン』(わたなべあじあ)を、気に入ってちょこちょこ読み返していたのですが、気付いたことがあったのでちょっと書きます。

それは、この漫画、確かに全体のエロ度は高いけれど、緊縛とかフィストファックとかのプレイ自体はさらっと描かれてて、結局普通の(?)アナルセックスがメインなんだねー、ということ。もしこれがエロ漫画で、そういうプレイを期待させるような話の流れだったとしたら、実際の描写がこんなにあっさりしてたら期待ハズレになってしまうと思う。手を入れるんなら入れる過程をじっくりねちっこく描いてほしいじゃないですか。でもBLだと、別にいいかって思うんだから不思議。やっぱり、いくらエロ度が高くても恋愛漫画ってことなんでしょうね。プレイそのものよりも、愛情が伝わってくれば満足なわけで。いや、エロ度高めならその描写の完成度はもちろん大事で、実際『ロープマン』はきちんとエロがエロっちく描かれてるからこそ良いのだけど、まあ特殊なプレイがきっちり見たいならそういうエロ漫画を読めば良いのであって、BLの性行為は愛情表現としての意味が主なんだなー、と改めて思ったのでした。

……うう、なんか文章めちゃくちゃだけど私の言いたかったことは伝わったかしら…。

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