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2010年7月の購入予定
- 2010.06.20 Sunday
- 6.購入予定
- 22:53
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- by shiroii
予定は未定。必ず買うとは限らないけど多分買うであろう漫画のリストです。
『百鬼夜行抄 1〜18巻』今市子
- 2010.06.15 Tuesday
- 1.[感想]漫画単行本
- 23:33
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- by shiroii
(眠れぬ夜の奇妙な話コミックス/朝日新聞出版)
熱はすぐ下がったものの、副鼻腔炎だったり、お腹の調子が悪かったり、顔に湿疹が出たりとなかなか全快しない今日この頃。ここ数日は百鬼夜行抄を最初から読み返してました。ワールドカップも見なきゃならないし、百鬼夜行抄は面白いし、忙しい…(早く寝て体調をととのえたいのに…)。
日本は初戦勝利できて良かったなあ。チーム状態の悪かったカメルーンに比べると、オランダ戦は厳しいと思うけど…ふんばって守ってどうにか得点もしてほしい…(いや、まあ、どんな展開になっても最後まで諦めずに食い下がってくれればそれだけでもう…)。しかし我が家は未だにアナログの地上波だけっていう視聴環境なので、見られない試合が多くて残念。民放のまずい実況を我慢しながら見なきゃならないし…。
さて、本題に戻って。百鬼夜行抄は一読では内容がわかりづらいとよく言われる作品だけど、そのせいなのか、何度読んでも面白い。読み返すたびに夢中になって、他のことが手につかなくなって、読み終えてしまうのが残念でならなくて、早く新刊が出ないかなーと思う。
基本的に怖い話はあまり得意じゃないんだけど、百鬼夜行抄は恐怖物という感じがしなくて、呪い(まじない)とか祭礼とか妖怪とか、古い習俗をよく題材にしているのが興味深くて心惹かれる。読んで自分の地元の祭りを思い返したり、そういえば祖父の新盆に家族で盆踊りに行ったんだったかなぁ…なんて遠い記憶が甦ったり。今はもう家を出てアパート暮らしで、近隣との付き合いもほとんどないような生活をしているけど、子供の頃には案外身近に色々あったように思う。例えば亥の子や施餓鬼。決まった日に地域の人が集まって念仏を唱える行事もあったし、祖父が世話役をしていた近所の山寺にはよく遊びに行った。ああいうのって、今中心になってるお年寄りの世代がいなくなったら、やっぱりなくなっちゃうのかな…作中の、田舎の民俗行事の多くが廃れていたように。
ただ、何度読んでもめちゃくちゃ怖い話が1話だけあって、それは6巻に収録されている『人形供養』。なぜかこれだけがずば抜けて怖い! まず人形というのは不気味だし、律や晶の無力さが強調されているのも怖いところだと思う。律は普段から自分にはたいした力はないからトラブルには関わらない、という態度でいるけれど、それがこの話では際立っていると思う。それに、人間の姿をしているのに話が通じない相手って怖い。いかにも化け物な相手なら、意思の疎通はできなくて当然と思えるけど、人間同士(のように思える)のに、知っている人(に見える)のに、ちっとも会話が成り立たないって怖い。想像しただけでぞっとするし、実際、現実の会話でも、相手がまったくこちらの話を聞こうとせずに一方的に自分の考えを繰り返し話し続けたり、あまりに早口で喋るので何と言ったのかまったく聞き取れなかったりすると、私なんかは得も言われぬ恐怖を感じてしまう。そういう恐怖のツボにちょうどハマったのだろうな。
あと、殺すつもりではなかったのに、思わぬことで子供が死んでしまった、というのがすごくすごく怖い。重大な結果になるなんて予想もせずに、軽い気持ちでしたことから、全てが狂ってしまう。私は何をやっても後からくよくよしてしまうタイプなので、自分の行動のせいで、どうしようもなく最悪の結果になってしまうなんて、漫画のストーリーとしてすら見るのが怖い。
自分なりの分析では以上のような理由で、『人形供養』が怖くてたまらないんだけど、百鬼夜行抄で1番怖い話って、やっぱり人それぞれ違うのだろうな。
ちなみに怖いというのではなくて、なんとなく印象的で好きな話なのは4巻収録の『雪路』。絹さんの愛情と強さが感じられて好きです。
熱はすぐ下がったものの、副鼻腔炎だったり、お腹の調子が悪かったり、顔に湿疹が出たりとなかなか全快しない今日この頃。ここ数日は百鬼夜行抄を最初から読み返してました。ワールドカップも見なきゃならないし、百鬼夜行抄は面白いし、忙しい…(早く寝て体調をととのえたいのに…)。
日本は初戦勝利できて良かったなあ。チーム状態の悪かったカメルーンに比べると、オランダ戦は厳しいと思うけど…ふんばって守ってどうにか得点もしてほしい…(いや、まあ、どんな展開になっても最後まで諦めずに食い下がってくれればそれだけでもう…)。しかし我が家は未だにアナログの地上波だけっていう視聴環境なので、見られない試合が多くて残念。民放のまずい実況を我慢しながら見なきゃならないし…。
さて、本題に戻って。百鬼夜行抄は一読では内容がわかりづらいとよく言われる作品だけど、そのせいなのか、何度読んでも面白い。読み返すたびに夢中になって、他のことが手につかなくなって、読み終えてしまうのが残念でならなくて、早く新刊が出ないかなーと思う。
基本的に怖い話はあまり得意じゃないんだけど、百鬼夜行抄は恐怖物という感じがしなくて、呪い(まじない)とか祭礼とか妖怪とか、古い習俗をよく題材にしているのが興味深くて心惹かれる。読んで自分の地元の祭りを思い返したり、そういえば祖父の新盆に家族で盆踊りに行ったんだったかなぁ…なんて遠い記憶が甦ったり。今はもう家を出てアパート暮らしで、近隣との付き合いもほとんどないような生活をしているけど、子供の頃には案外身近に色々あったように思う。例えば亥の子や施餓鬼。決まった日に地域の人が集まって念仏を唱える行事もあったし、祖父が世話役をしていた近所の山寺にはよく遊びに行った。ああいうのって、今中心になってるお年寄りの世代がいなくなったら、やっぱりなくなっちゃうのかな…作中の、田舎の民俗行事の多くが廃れていたように。
ただ、何度読んでもめちゃくちゃ怖い話が1話だけあって、それは6巻に収録されている『人形供養』。なぜかこれだけがずば抜けて怖い! まず人形というのは不気味だし、律や晶の無力さが強調されているのも怖いところだと思う。律は普段から自分にはたいした力はないからトラブルには関わらない、という態度でいるけれど、それがこの話では際立っていると思う。それに、人間の姿をしているのに話が通じない相手って怖い。いかにも化け物な相手なら、意思の疎通はできなくて当然と思えるけど、人間同士(のように思える)のに、知っている人(に見える)のに、ちっとも会話が成り立たないって怖い。想像しただけでぞっとするし、実際、現実の会話でも、相手がまったくこちらの話を聞こうとせずに一方的に自分の考えを繰り返し話し続けたり、あまりに早口で喋るので何と言ったのかまったく聞き取れなかったりすると、私なんかは得も言われぬ恐怖を感じてしまう。そういう恐怖のツボにちょうどハマったのだろうな。
あと、殺すつもりではなかったのに、思わぬことで子供が死んでしまった、というのがすごくすごく怖い。重大な結果になるなんて予想もせずに、軽い気持ちでしたことから、全てが狂ってしまう。私は何をやっても後からくよくよしてしまうタイプなので、自分の行動のせいで、どうしようもなく最悪の結果になってしまうなんて、漫画のストーリーとしてすら見るのが怖い。
自分なりの分析では以上のような理由で、『人形供養』が怖くてたまらないんだけど、百鬼夜行抄で1番怖い話って、やっぱり人それぞれ違うのだろうな。
ちなみに怖いというのではなくて、なんとなく印象的で好きな話なのは4巻収録の『雪路』。絹さんの愛情と強さが感じられて好きです。
『さよならペンギン』大西科学
- 2010.06.07 Monday
- 4.[感想]小説など
- 01:21
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- by shiroii
(ハヤカワ文庫JA/早川書房)
久々の感想! でも漫画じゃなくて小説。
多世界解釈で、オッサンと幼女の組み合わせで、そのうえペンギン…ということで、たいそう好みの設定。しかも、これまでラノベレーベルで書いてきた大西科学の初の一般向け作品ということで、期待して読み始めた。
最初の頃の、飄々とした南部観一郎のキャラクターに好感を持った。こういうつかみどころのないキャラ好き。しかも教師(正確には塾講師)でこれはイイ! と思ったんだけど、これは彼の素の性格ではないことが早々に明かされるので、その点ちょっと残念に感じた。でも、南部にしてもペンギンにしても、キャラクターは良かった。生意気幼女かわいい。
ただ、バトル展開だったのが意外だったし、残念だった。せっかくラノベじゃないんだから、もうガッツリしっとり渋い感じでやってほしかったし、設定からしてそっち系だと思ってたし。まあ、私が勝手に期待してただけなんだけど。でもオッサン主人公なのは一般ならではかも。
次回作はぜひ非バトル系の渋いのを読みたいなー。『さよならペンギン』の続編でも良いかも。なんか続きそうな終わり方だったし。
ところで、なんだかまた体調がおかしくて、喉が痛くて鼻が詰まり気味で耳の奥が変な感じで微熱があって鈍い頭痛がする…。ちゃんと抗生剤飲んで治ったと思ってたんだけど、ぶり返してきたのかも…。というわけで、なかなか更新本格再開なりませんが、寝込まなければ頑張って更新していきたいなーと思ってます。(でも寝込む可能性高いです…)
◆『晴れた空にくじら3 浮鯨のいる空で』の感想はこちら
◆『晴れた空にくじら 浮船乗りと少女』の感想はこちら
久々の感想! でも漫画じゃなくて小説。
多世界解釈で、オッサンと幼女の組み合わせで、そのうえペンギン…ということで、たいそう好みの設定。しかも、これまでラノベレーベルで書いてきた大西科学の初の一般向け作品ということで、期待して読み始めた。
最初の頃の、飄々とした南部観一郎のキャラクターに好感を持った。こういうつかみどころのないキャラ好き。しかも教師(正確には塾講師)でこれはイイ! と思ったんだけど、これは彼の素の性格ではないことが早々に明かされるので、その点ちょっと残念に感じた。でも、南部にしてもペンギンにしても、キャラクターは良かった。生意気幼女かわいい。
ただ、バトル展開だったのが意外だったし、残念だった。せっかくラノベじゃないんだから、もうガッツリしっとり渋い感じでやってほしかったし、設定からしてそっち系だと思ってたし。まあ、私が勝手に期待してただけなんだけど。でもオッサン主人公なのは一般ならではかも。
次回作はぜひ非バトル系の渋いのを読みたいなー。『さよならペンギン』の続編でも良いかも。なんか続きそうな終わり方だったし。
ところで、なんだかまた体調がおかしくて、喉が痛くて鼻が詰まり気味で耳の奥が変な感じで微熱があって鈍い頭痛がする…。ちゃんと抗生剤飲んで治ったと思ってたんだけど、ぶり返してきたのかも…。というわけで、なかなか更新本格再開なりませんが、寝込まなければ頑張って更新していきたいなーと思ってます。(でも寝込む可能性高いです…)
◆『晴れた空にくじら3 浮鯨のいる空で』の感想はこちら
◆『晴れた空にくじら 浮船乗りと少女』の感想はこちら
2010年5月に買った本
- 2010.06.02 Wednesday
- 7.購入記録
- 21:05
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- -
- by shiroii
5月に買った漫画その他の記録。画像は5月に買った漫画の一部です。
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- 2010年7月の購入予定 (06/20)
- 『百鬼夜行抄 1〜18巻』今市子 (06/15)
- 『さよならペンギン』大西科学 (06/07)
- 2010年5月に買った本 (06/02)
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