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  • 2012.10.01 Monday
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マンガ家さんとアシスタントさんと 1巻 ヒロユキ

マンガ家さんとアシスタントさんと 1巻
ヒロユキ
(ヤングガンガンコミックス/スクウェア・エニックス)

いつもパンツのこと考えてます…!

うわー、ドージンワークに続いて変態漫画だ! 愛徒先生キモい! そして「私はどっちかというとパンモロ派だなぁ」と、るるも(まじもじるるも)のパンモロ姿を思い浮かべながら考えてしまった自分がキモい!

そんなにパンツが好きなら、いっそパンツ道を極めて至高のパンツ漫画を描いたらどうかね、と思ったけど、少年漫画じゃ無理か。いや、パンツなら有りか? でも、キャラが生きてこそのパンツってのは確かにそうかも。パンツを最高に輝かせるためにも萌美ちゃんに愛をそそぐのだ!(萌美ちゃんがパンツの付属物みたいな言い方になっちゃった…)

愛徒先生がキモいんだけど、読みながら「パンツは良いものだ」とか「女の子が可愛いなぁ」とか思うたびに、私も愛徒先生と同じ…!と気づいて身震いしてしまう。笑えば笑うほど、自分のキモさを見せつけられる恐ろしい漫画だ…。いや、私なぞ愛徒先生のキモさの前には雪どけのせせらぎのように清らかなもんですが。いやホントに。先生ほど丸出しで生きてはいないんでね!(出してないだけで中身は一緒かよ…)


◆『ドージンワーク5巻』の感想はこちら

◆『まじもじるるも1巻』(渡辺航)の感想はこちら

Baby VOL.7 無機物推奨擬人化特集(ふゅーじょんぷろだくと)

以前、『図書委員の恋』の感想記事の中で、『オリジナルBLアンソロジーBaby』を売っているのを見たことがない、と書きましたが、この辺りの書店で1軒だけ置いている店がありました。個人経営の小さなお店で、特に品揃えが良いわけではないのですが、こういうところに思わぬ品が置いてあったりするもんです。
で、そこでたまたま見つけた『Baby VOL.7』の特集が「無機物推奨擬人化特集」ですよ! いや、そりゃあ、腐女子の妄想力の例えとして、よく「鉛筆と鉛筆削り」なんてことも言いますけど、それテーマでアンソロジー出しちゃうんだ! てなわけで、特集テーマにつられて買ってしまいました。だって気になるじゃないですか、ねぇ。


で、実際に読んでみると…かなり面白かったです。元々そうではないものを腐妄想を働かせてBLに仕立てているわけだから、二次創作BLにも似た感じで、各作家さんの萌える気持ちがかなりダイレクトに伝わってきました。漫画作品とは別に、特別企画として22人の作家による無機物擬人化萌え語りページもあって、それも読みごたえがありました。なるほどなるほど、とうなずきながら読んだり、これがこういうイメージなのか!と驚いたり。さすがに自分では無機物を擬人化して萌えることはほとんどないけど、こうして他人様の腐妄想を見るのは楽しいです。

最初に少し触れましたが、『図書委員の恋』は素直に褒めはしなかったのだけど、今回掲載されていた恋煩シビト作品『窓際のリンゴちゃん』は面白かったです。やっぱりこの作家さんの作品は、コメディの方が好みに合う気がします。

皆が擬人化萌えに沿った作品を提示している中で、ヤマシタトモコの『魔法使いの弟子』は異色でしたね。擬人化BLに対して抱く期待からは外れた作品でしたが、内容そのものは面白く読めたので満足してます。女の子が可愛かったし。でも、直球の擬人化BL漫画も読んでみたかったですけどね、やっぱり。ヤマシタトモコなら上手く描きそうじゃないですか、ちょっとコメディテイストで。


いやー、これはちょっと面白いアンソロジーですね、Baby。読者コーナーや次号予告のページなどの、読者へ呼び掛けるちょっとした文章がやる気に満ちているように感じられて、ちゃんと読者の方を向いているな、と思えて好感を持ちました。とりあえず次号も買ってみます。
あと、バックナンバーのVOL.4「下着特集」が気になります…。BLのエロシーンで、もろ出しも良いんですが、パンツをモッコリさせている描写が大変好きなもので(笑) なんて書いたけど、「下着特集」が全然そんな内容じゃなかったら恥ずかしいですね(笑)

GIRL×GIRL×BOY-乙女の祈り- KUJIRA

GIRL×GIRL×BOY-乙女の祈り-
KUJIRA
(Action Comics High/双葉社)

女の子2人と男の子1人の三角関係。ナイーブだけど暗くならず、高校生の恋を描いた良作。同性間の恋愛について真摯に考えた内容に比べると、帯の惹句(百合と彼女とノーマル男子によるありえない三角関係!!)が無神経に感じてしまう。百合ファンには、この漫画のような切なさやひたむきな愛情はよくマッチすると思うので、そういう方向でもう少ししっとりとした言葉を選んだ方が良かったのじゃないかしら。


同性同士で付き合うことに対する恐れや、好きな人には幸せになってもらいたいという気持ちや、皆で笑っていたいという気持ち…ひとつひとつが胸に染みた。恋愛漫画なんだけど、友情のようなものを強く感じた。愛情、だろうか。愛する人や友達に幸せでいてほしい、そのためなら自分が身を引くことも仕方ない、という決断。それは若さから来る浅慮なのかもしれない。愚かしく、滑稽な行動なのかもしれない。でも、その想いは間違いなく本物だ。

3人ともに、幸せになってほしいと思う。それぞれ良い子なのだ。表し方がわからなくて傷つけ合ってしまうけれど、大切な人を守ろうと一生懸命なのだ。中でも一太はすごくイイヤツだった。百合的な関係の中に男の子キャラが入るのってどうなんだろう?と、読む前は少し不安もあったけど、実際に読んだら一太のこと大好きになったよ! 一太無しにこの物語は成り立たない。

恋は人を臆病にするけど、でも、すごく強くもするんだ。愛し合ってるから大丈夫、ってこと、あると思うな。絶対に愛してくれる、守ってくれる、支えになってくれる、そんな人がいれば、つらいことにも一緒に向かっていける気がする。

ビーム短編傑作選奥村編集長セレクション マンゴー編・いちぢく編(Fellows!創刊号にも少しふれて)

ビーム短編傑作選奥村編集長セレクション マンゴー編・いちぢく編
(BEAM COMIX/エンターブレイン)

どっちから読もうかなーとちょっと考えて、なにげなく手にとったのがいちぢく編の方。どうやらこっちの方がかなりアクの強い作品が多かったようで、最初はちょっと戸惑ってしまいまた。が、4番目に載っていた福耳ノアルの『虫酸』にがっちり心をつかまれてから、なんとなく雰囲気もつかめたようで、楽しんで読めました。

マンゴー編の方が読みやすい作品が多くて、いちぢく編の方がエグい作品が多いかな。2冊全部の中でも、やっぱり『虫酸』が気に入りました。読み始めはビックリしたんだけど、だんだんムシズさんが可愛く見えてきて、ゲラゲラ笑って読んでしまいました。

書店でこの短編集と並んで売られていたので、Fellows!の創刊号も一緒に買ったのだけど、両方に名前のある作家さんもいますね。Fellows!は、まだいくつか拾い読みしただけなんだけど、どれも面白い! ビームの水が合ってるのかしら、私。雑誌は置き場に困るし買い始めるとキリがないから、買わないようにしよう…と思っているのだけど、困っちゃうなぁ、こんなに面白いと…。書籍扱い雑誌にしては値段も安めだし。次号も買っちゃうかも!

女の子は特別教 タカハシマコ

女の子は特別教
タカハシマコ
(ホットミルクコミックスEX/コアマガジン)

2002年発行の美少女系短編集。古本屋で購入。8ページの短編を19篇収録。ロリエロだけど、淡い絵柄と同じく淡いエロ。ユニークな設定でコメディ寄りの作品と、ロリコンの後ろ暗さを漂わせる薄暗い作品とがあって、そのどちらにもユーモアが感じられるし、同時にロリコンの陰のようなものも意識させる部分がある。

全体に文学的な匂いを感じるけれども、陰鬱な話ばかりでないのが良かった。私はロリ漫画やショタ漫画を愛読しているけれど、それが悪いとは思わないし、現実にはロリコンでもショタコンでもない。では、1mgも後ろめたい気持ちがないのかというと、そんなことはないわけで。子供に対して実際に手を出すことは言うまでもなく、このように物語において性の対象にすることにも、心の奥に罪悪感のようなものは確かに抱えている。だから、小児性愛の罪深さや閉塞感を見せつけられると、深々と胸を抉られてしまう。幼さゆえに傷つけられたり、傷ついていることにすら気付かない、かわいそうな少女たち。「そんな彼女らを見て楽しむ私」を意識せずにいられない。その後ろめたさはロリ、ショタを楽しむ上で持っておくべきものだとは思うが、当然そればっかりでは読むのがしんどくなってしまう。考えさせられる部分と、楽しく読める部分とがほどよく混在した作品集で、とても面白かった。

ところで、どうも同じタイトルで判型の大きなコミックスを見かけたことがあるような…と思って調べてみたら、案の定、一迅社から新装版が出ているようだ。描き下ろし付きだそうだから、そっちも欲しいなぁ。でも、この旧版の方も装丁がすごく可愛くてお気に入りだから、新装版を買っても手放せないだろうけど。タカハシマコは色んなものを描いているんだなぁ。まだ数冊しか読んでいないけど、今のところこの『女の子は特別教』が1番好きだな。『エオマイア』も最近読んだけど、SFミステリー(ミステリーSF?)としてドキドキしながら読んでいたので、ラストで拍子抜けしてしまった。短編向きの作風なのかなぁ。


◆『乙女ケーキ』の感想はこちら

男の料理! 手越原徹

男の料理!
手越原徹
(BLADE COMICS avarus/マッグガーデン)

坊ちゃんと執事の、コメディお料理漫画。1話につき1品か2品の料理を作ります。馴染みの薄い外国料理や地方の郷土料理がほとんどですが、手順自体は難しくないし、各話ごとにレシピもついていて意外に実用的。

最終的には父子と使用人たちとのなんだかハートフルでイイ話みたいな終わり方になってますが、基本的にはギャグコメディで、お金持ちの坊ちゃんと一風変わった使用人たち、という設定のキャラクター漫画。カバーイラスト(表紙と裏表紙)が中身の雰囲気を如実に表してます。話の流れとか状況を無視して唐突に料理を始めたりするので、料理漫画なのに料理自体が最大のギャグ扱い(笑)

何と言うか…変な漫画です(笑) 作者がそういう変わった料理を作るのが好きで描いたのかと思ったら、あとがきによると「実は一品も食べてはいないんです、実際には!」とのこと。
でも面白かったですよ、ふざけたノリが良くて。

漫画を描く漫画って面白いのが多いなぁ、と近頃思っていたけれど、料理を作る漫画も面白いのが多い気がするなぁ。何かを作る過程そのものが純粋に面白いから、それが漫画としての面白さにプラスされているのかもしれない。テレビの料理番組とか、なんとなく眺めてても楽しいものだしね。

2008年11月の購入予定

予定は未定。必ず買うとは限らないけど多分買うであろう漫画のリストです。
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僕・メガネ・メガネ・君 深瀬紅音

僕・メガネ・メガネ・君
深瀬紅音
(GUSH COMICS/海王社)

BL短編集。表紙買い…というか、タイトル買い。ここまでメガネ押しで来られるとインパクトがあるというか、気になって購入。

うん、好きだな、この作家さん。なんか、ふわふわした雰囲気が鬼魔あづさに少し似ているような気がする。特に『レンアイ履歴書』『ホントにあいしてる?』辺り。そう感じたせいか、この人の描くエロ漫画が読みたいなぁ、と思った。ショタコミ系とか。

幼い頃に描いていたオリジナルキャラクター

今は読むの専門ですが、幼稚園とか小学校とかの頃には、チラシの裏や落書き帳にグリグリと漫画や絵物語を描いていました。
中でも一番付き合いが長く、愛着のあるキャラクターが、棒人間の「こびとくん」です。最近ふと思い出したのですが、意外に細かい設定まで覚えているものです。と、いうわけでちょっと描いてみました。
kobitokun.jpg
kobiokun.jpg
kobikun.jpg
(ひょっとしたら、こびみちゃんとみこびちゃんの名前は逆だったかもしれない。あと、いびとくんというのも居たはずなんだけど、後から考えたゲストキャラだったのであんまり覚えていない)

ほとんど幼児の頃に考えたくせに学園ラブコメの典型みたいな設定だなぁ…。ドラえもんや高橋留美子作品から無意識に影響を受けているのかな、と思います。まあ、実際に描いていた漫画は、こびとくん達が皆で遊んだり、ちょっとしたイタズラをしたりするような他愛のない内容で、ちっともラブコメじゃなかったんだけども。

王家の紋章(文庫版) 15巻 細川智栄子あんど芙〜みん

王家の紋章 15巻
細川智栄子あんど芙〜みん
(秋田文庫/秋田書店)

今回の感想を簡単にまとめると…
・ミノス王の美少年ぶりにときめき
・メンフィス可愛い
・ウナス可愛い
以上。いや、以上ってこたないけど。『王家の紋章』を読んでるとすっかり少女に戻るというか、素直な気持ちで読んでおります。

今巻も色々あったけど、なんだか久々にメンフィスとキャロルがラブラブしてるとこが見れて嬉しかった。14巻ではイズミル王子の格好良さに心動かされたけれど、やっぱり私はメンフィスが好きだわ(笑) 以前は粗暴なところばかりが目についたけど、こうして相愛になってみると、それも情熱的な愛ゆえねーなんて思ったりして。

346ページからの、メンフィスが目覚める場面はちょっと感動した。見返してみると、毎ページ感情や人の動きに溢れた賑やかなコマが続くので、不意にあっさりした静かな絵になると、グッと心をつかまれてしまう。メンフィスが助かった理由が明確にならないのがちょっとひっかかったけど、未知の毒に対して色々やってみたらなんとかなった、ってのは、まぁそんなもんかな、とも思う。直前にキャロルが快復したのにはきちんと物語上の理屈があったので、それと比べてしまうとどうも物足りない感じがしてしまうけど…ね。ただ、こうした精神力の強さ、国を思う振る舞いを見て、彼は真に偉大な王なのだなあ、と改めて感じた。

アイシスは、もう決定的にメンフィスとエジプトの民の信愛を失ってしまった。私も、以前はわりと彼女は好きなキャラクターだったけれど、今はキャロルを応援する気持ちの方が強い。アイシスは可哀想だとは思うけれど。もうキャロルを亡き者にしてもメンフィスの愛情は得られないだろうし、アイシスもそれはわかっていて、なおキャロル憎しで命を狙い続ける。聡明な女王だったはずの彼女がこんなふうに狂ってしまったことはやはり哀れだし、その裏にあるそれほどまでの激しい愛を思うと悲しいような気持ちになる。


で、話は変わって、ミノス王に絡んでミノタウロスも登場か?と思ったはいいけど、考えてみたらミノタウロスについてほとんど何も知らないことに気づいてビックリ。牛人間で閉じ込められてた、ってくらいしか…。まあ、本当に下敷き程度のモチーフだとは思うけど。
ミノス王は美少年なばかりか、性格も素直そうで良いね。キャロルもメンフィスも彼とは良い関係が築ければ良いのだけど。


◆14巻の感想はこちら
◆『あこがれ』の感想はこちら


さて、以下は腐女子の戯言ですので、興味のある方だけどうぞ。
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