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  • 2012.10.01 Monday
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『ベリーベリー 1巻』日高万里

(花とゆめCOMICS/白泉社)

全14巻に及んだ『V・B・ローズ』が終了してから、間を置かず発売された日高万里の新作『ベリーベリー』。個人的に『V・B・ローズ』がちょっと不満足な出来に感じたので、その反動で『ベリーベリー』にはたいへん期待していた。期待していた……んだけど、ううーん。読んでいる間中、目が滑って仕方なかった。相変わらず可愛らしい絵柄で、可愛い女の子達がきゃっきゃしていて、その点では好ましいのだけど。

高校に入学したばかりの双子の姉妹が主人公。同じ学校に通う親友達と「困ってる女の子達の相談にのる“女の子の為の味方活動”」を始める。その活動には双子達の家のお隣に住む美少年2人も首を突っ込んできて……というお話。

高校生の女の子達が、同世代の女の子達の悩みを解決!っていう設定は有りだと思う。けど、通り魔だの遊園地の遊具損壊だの、関わる事件がいきなり重大すぎてひいてしまった。そういうのは警察に言いなよ…。素人の、しかも高校生が、自分達だけで動きまわるというのが納得できなくて、主人公達に共感できなかった。もしも逆上した犯人に大怪我を負わされたらどうするんだろう。いや、自分達が怪我をするだけならまだしも、警察への通報を怠ったせいで被害が拡大したら…?
いや、まあ、その辺は作者の計算通りで、最初は自分達の偏狭な考えにこだわっていた彼女らが作品を通して視野を広げていき、真に他人のことを考えられるようになっていくんだろうけど。

そういう狙いは理解できるのでこの点には目をつぶるとして、目が滑った1番の理由は、全体的なキャラクター(あるいは作者)のノリ。『V・B・ローズ』の最終巻の感想でも書いたけど、作者が描いてて楽しいのと読者が読んで楽しいのとは違うんだけどな…という感じ。日高作品に特有のいっぷう変わった擬音語や擬態語の多用、キャラクター同士の楽しげな絡み、「〜デスよ」などの独特なセリフ回し…これらが鼻についてしまう。コメディリリーフとしてなら大歓迎なんだけど、日高万里の長いキャリアの中で、だんだんとこれらの要素が作品に占める割合が高くなってきて、今はもう過剰になっていると感じる。もう少しメリハリがあれば良いのに。

ひょっとしたら、この漫画を読むのに私は歳をとりすぎているのだろうか。もっと年少の人が楽しむような作品なのかもしれない。無鉄砲な主人公達と一緒に成長していけるような。

ああ、ここでくじけるか、2巻も買ってみるか、迷うなぁ。主要キャラクターの1人でありながら、無口で謎めいている少年・近江歌丸くんがちょっと気になるんだよねぇ。彼に関するエピソードが入ってくれば、面白くなるかも…と思ったり。あと、双子達の親友の逸美ちゃんがすごく可愛い。日高作品の女の子は皆可愛いけど、ヒロインの友達は特に可愛いなぁ。……もう、いっそ、百合漫画描いてくれないかな…無理かな…白泉社と専属契約してるのかなぁ。


◆『V・B・ローズ14巻』の感想はこちら
◆『V・B・ローズ12巻』の感想はこちら
◆『V・B・ローズ11巻』の感想はこちら

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  • 2012.10.01 Monday
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  • 21:13
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コメント
ベリーベリーは、4巻は、出ないのですか?

3巻で終了ですか?
  • ブルー
  • 2012/10/02 10:31 PM
ブルーさん

コメントありがとうございます。
私は1巻しか買っていないし、掲載誌も読んでいないので、4巻が出るのかどうかはわかりません。
連載は中断中のようですから、再開されることがあれば、いずれコミックスも出るのではないでしょうか。
お役に立てなくてすみません。
  • shiroii
  • 2012/10/04 5:05 PM
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