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『スイッチON!』カシオ

(MARBLE COMICS/東京漫画社)

『スイッチON!』シリーズ、『恋愛初期症状』シリーズ、『氷の旋律』『雪崩くんはそれを我慢できない』の4作と、『スイッチON!』の描き下ろし番外編。

描き下ろし以外は全部アンソロジー掲載時に読んでいたけど、こうして改めて読むと…面白いっ! 『氷の旋律』と『雪崩くんはそれを我慢できない』については、アンソロジーで読んだときには今ひとつと感じたのだけど、いや、良いじゃないか! 読めば読むほど味が出る、スルメ漫画ですな。特に、古い作品である『氷の旋律』『雪崩くんはそれを我慢できない』は、画面構成などが拙い部分があって、一読では飲み込みづらかったので、再読の方が楽しめたのかな、と思う。『氷の旋律』は、大幅に描き直してあって、ストーリーはそのままなんだけど、読みやすくなった印象。お持ちの方は、アンソロジー版と比べながら読むのも楽しいですよ。素村さんが男前になってます。こうしてまとめて見ると、けっこう絵が変わってきてるんだなぁ。

で、ここまでの長い文章は前置きですよ。もうね、もうね、もう……菅家!! 菅家菅家菅家〜〜〜!! なんか、もう、好きだ! 根暗萌え、キモキャラ萌えの人は買った方が良いです、この本。『恋愛初期症状』の攻めキャラ・菅家がいとおしくてたまらないです。大学生同士の学生恋愛なんだけど、菅家は本当に根暗なキモメンなんです。顔が隠れるようなボサボサ髪、猫背ぎみのひょろ長い体型、ぬぼーっとした佇まい、ぼそぼそした喋り方、受けキャラ・しんごへの迫り方もスマートとは程遠い(どっちかというとキモチワルイ)…変わり者で学校でも浮いてる存在。そんな彼の描かれ方が、独特の絵柄と相まってすごくリアル。しんごを部屋に招いた菅家が、具無しのやきそば(麺とソースのみ!)を作って出してきたときなんて、私はもう萌え狂ったね。ああああ、なんて絶妙のキャラ設定か! BLでここまでキャラ萌えした作品は久々だなぁ。キャラ同士の関係性とか、感情を表した瞬間の表情とかに萌えることはよくあるけど、1人のキャラクターそのものに心を掴まれることって、BLではそんなに無いことのような気がする(私の場合は)。

菅家の何が良いかって、ちゃんと暗くてキモチワルイところ。シャイなせいで無愛想だとか、憂いを帯びた美形だとか、ブンガク的な雰囲気ある暗さだとか、そんな「可愛らしさ・格好良さ」を排した、ダメな感じのする暗さなのが良い。これはBLではなかなか貴重なキャラクターなんじゃないかしら。菅家のことだけじゃなくて、このコミックスに収録されている他の作品でも、恋している人のうざったさ、気持ち悪さがきちんと表現されていて良かった。それは滑稽にも見えるんだけど、読んでいると、なんだかわかるなぁって思うのだ。雪崩くんとかも、あれ、実はけっこうダメ感漂わせてるよね。皆ちょっとずつ鈍感なとこがあって…。菅家も含めて、その格好悪さが可愛くてたまらなかった。井上はムッツリだし。菅家なんて、しんごにけっこう酷い扱いをされてるんだけど、酷い目にあってる菅家って可愛い〜。しんごは身勝手だわ、菅家はちょっとズレてるわ、この噛み合わなさ! ああ、なんもかんもツボ過ぎる。漫画自体はだんだん絵も整って読みやすくなってるし、これからも期待してます!

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