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  • 2012.10.01 Monday
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フーバニア国異聞 縞田理理

フーバニア国異聞 水の国の賢者と鉄の国の探索者
縞田理理
(C★NOVELSファンタジア/中央公論新社)

がっつりネタバレ感想ですので、お気をつけくださいませ。



わぁー、フーバニアに行ってみたい! 虫蜜を煮詰めた飴、ミズイモのパンケーキ、ミルクノキの樹液で作ったバター、《切り裂き喉の木》の酒…皆素朴で美味しそうだ。食べ物だけじゃなくて、固有の動物や植物がとても面白い。中でも、輝芯草の光に照らされた一面のシネイ草が風に揺れる様は本当に幻想的で、澄んだ葉擦れの音が聞こえてくるようだった。叶わないことだけれど、この光景だけでも実際に見てみたいなぁ、と強く思わされた。それから、密生する巨大茸の森も、ぜひ見てみたい。そのためなら、死ぬほど不味い薬湯だって鼻をつまんで飲んでみせるから。
他にも、巨大な鳥や蜂やトンボやザリガニ、オウム貝のようなものまで! 狂暴で恐ろしい生物も多いけど、それでも読んでいてワクワクさせられる。何より、作者がこういう珍獣や怪植物が好きなのだろうと感じられて、嬉しくなる。

お話は綺麗にまとまってて読後感もさわやか。すべて良い方におさまって、少々出来すぎな気もするくらいだ。国も王も兄弟も。ドワイトがエラードを庇って勲章を踏みにじった場面には感動してしまった。

世界はナニモノかの見ている夢で出来ている、というのは何かの本でも似たような物語を読んだことがある。星新一だったかな。何か元ネタがあるのかしら。神話とか昔話とか。夢の世界って素敵だな、出鱈目で、自由で。

全体的になんだか児童書のような雰囲気で、楽しくて読みやすかった。

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