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おのぼり物語 カラスヤサトシ

おのぼり物語
カラスヤサトシ
(BAMBOO COMICS/竹書房)

あー、こんなにわんわん泣いて読むとは思わなかった。まるで自分のことを見ているよう……というのは言い過ぎとしても、かなりの部分に共感した。…共感しちゃって大丈夫なのか? 大丈夫じゃなかったとしてもしちゃった事実は変わらないわけだが。

何事もなさずにウダウダと過ぎていく日々にうっすらと不安を抱きつつ、この先いつまで親が元気でいてくれるだろう、なんてふと考えたり。読みながら思いを巡らせてもみたけれど、でも、そんなにどんより暗い気持ちになったわけではなく。日常の「あるある!」「わかるわかる」と「アホやなぁ」の取り上げ方はアフタヌーンの『カラスヤサトシ』と同じく見事なもの。カラスヤ青年の上京物語として楽しく読みました。

それにしても、ずっと漫画を描き続けてたのはすごいなぁ、と思う。「子供の頃から人並みに物事がこなせなかったので、1人でできるマンガ家になりたかった」というようなことが作中に描かれていたけれど、そう思ってそれをやり通したのがすごい。私などとんでもなくどんくさい人間なので、1人でできる仕事がしたい…というのはよくわかる。作家を夢見たこともあった。でも結局は書き続けるだけの熱意もなく、夢は遠い夢のままだ。本気で努力と行動ができる人は偉い。1人でできる仕事だからってのもあるだろうけど、やっぱり漫画が好きなんだろうなぁ。



◆『萌道』の感想はこちら

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