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<本の姫>は謳う 2巻 多崎礼

<本の姫>は謳う 2巻
多崎礼
(C★NOVELSファンタジア/中央公論新社)

アンガスの過去と、モルスラピスで忘れ病の謎を探る話を読みながら、ホリーのことを考えていた。ずっと直接痛め付けられてきたのはアンガスで、彼の送った苛酷な幼少時代に驚きと憤りを覚えたけれど、彼には今仲間がいて、姫とは互いに絶対の信頼を寄せ合っている。今も困難な旅の途中だけど、心を寄せるところがあるのは幸いだと思う。
アンガスが否定されるたびに、ホリーも一緒に否定され続けてきた。我が子が酷い仕打ちを受ける辛さと、彼女自身の人生を踏み躙られる辛さと、何重にも辛かったのじゃないか。一番の理解者であるはずの夫が、何も分かってくれていないのだと思い知らされて、打ちのめされたのじゃないか。
皆が幸せになればいいのに。皆が救われて、許し合えればいいのに、なんて思う。


1巻を読んだときにも『天使禁猟区』が頭をよぎったのだけど、いよいよ天禁が読みたくて仕方なくなってきた(^o^;
管理された天界、その体制への反乱、機械的な、無機的な天使や天界のイメージが重なる。夢中になって読んで、単行本も集めていたけど、手放してしまったんだよなぁ。その内買い直すかも…(__;)

神や天使のようなものを、おぞましいもの、内実は腐ったものとして描くアイディアは珍しくないのだろうけど、その設定が緻密に作り上げられていることに心惹かれる。この『<本の姫>は謳う』にも『天使禁猟区』にも。天使の階級制度だとか、こういう物語世界の構築に向いているのだろうな。

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