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  • 2012.10.01 Monday
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『幸せになってみませんか?』腰乃

(MARBLE COMICS/東京漫画社)

あー、愛されてー。
めちゃくちゃに愛されたい。
キスしたい。エッチしたい。
独占されたい。好きって言われたい。

……ああもぉ、何だよ、どんだけ欲求不満だよ、私……。

にやにやケタケタ笑って読みながら、満たされていない自分を自覚してちょっと物悲しくなってしまった。お話自体はわりと強引な展開で、現実にはあり得ないだろうって思うんだけど、ディテールが凝っているというか、登場人物の会話や心情の描写がこまやかなので、すっごく自分に引き寄せながら読めた。共感と感情移入、あと、私なら…って気持ち。

ってワケで、愛されたい私としては『名前で呼んでください』の高校生くんの、青臭くて情熱的な愛がとってもツボに入った。うふふ、可愛い。あんなふうに嫉妬とかされてみたいわぁ。浮気されても下手に出ちゃったり、精神的に優位に立てないとことか可愛い! 惚れた弱みっていうか、惚れた者負けだよねー、恋愛って。(だから私は惚れられたいのだけど)

惚れた弱みといえば、表題作『幸せになってみませんか?』でも、やっぱり、惚れた側が一生懸命尽くしてるんだよねー。軽いように振る舞って、ごく自然に世話を焼いてるんだけど、好きな相手に振り向いてほしいっていう気持ちがひしひしと伝わってきてキュンとした。

「居心地がいいなんてそれは当然の事 あなたの為に俺が尽くしているからです」なんてセリフには大いにうなずかされた。そうだそうだー、もっと言ってやれー。尽くされて当然と思っている(尽くされてることに気付いてすらいない)世の男性方に聞かせてやりたいぜー。
……なんてことを思うくらいには、感情移入して読んだ(笑)

で、エロ描写の方は相変わらず上手い。行為が具体的なのが良い。読んでると尻を揉みたくなる(笑) エッチしたいって思わせるエッチシーンが描けるって素晴らしいことよね。


◆『隣りの』の感想はこちら

『僕の頑固オヤジ』三好ひろみ

(アクアコミックス肉体派/オークラ出版)

筋肉系コミックアンソロジー『肉体派』に掲載された短編9篇と描き下ろし1篇を収録したBL短編集。肉体派だけに、出てくるのはガタイの良い男達。エロもしっかり。というより、エロがしっかり。ストーリーが疎かにされているわけではないけど、エロ漫画的な話運びなので、恋愛物として説得力のある物語を読みたい人には向かないと思う。逆にエロ漫画として見れば設定も多種多様で工夫が感じられて面白い。

さて、ここから先は大人向け(エロ)の内容を少々含みますので、折り畳んでおきます。
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『愛するお兄さん』宮下キツネ

(Cult comics X-kids Selection/笠倉出版社)

6篇収録のBL短編集。ネコミミ2篇、メガネ1篇、スーツ1篇。
今気づいたけど、よく見たら物凄い表紙イラスト…。お尻丸出しじゃないですか! 帯でも隠れてないですよ!

概ね可愛い受けで、ストーリーは設定のワン・アイディアで強引に持っていくご都合展開。エロ少なめのエロ漫画みたいな感じ……簡潔にまとめるとそういうことになっちゃうんだけど、別に貶しているわけではなくて、私は楽しんで読みました。宮下キツネの描く美少年受けが好きだし、頭の悪いキャラクターや展開も、バカバカしくも可愛い。

表紙イラストにも採用されている『慟哭に似た恋模様』が特に気に入った。獣耳と尻尾を持った亜人種族が、人間達に低賃金で奴隷のように使われている世界。あるお屋敷に使用人として雇われているネコミミ人種族の美夜は、お屋敷のお坊ちゃんと恋仲になっているのだけど…という話。まず、美夜が可愛い! これに尽きる…と言ってしまっては後が続かないんだけど、“美少女のような受け”はこの作者の持ち味であって、こちらとしても期待して読み始めるので、期待通りの内容に満足した。ちょっと頭の弱いネコミミ少年が、潤んだ目で「お慕いしています」なんつって縋ってくれるんだよー。何と言うか、支配欲みたいなものがくすぐられて堪らない。設定はわりとシビアなのに、ラブラブバカップルで能天気な雰囲気なのも良かった。

他の作品も最終的にバカップルエンドで幸せな1冊でした。あとは、作品ごとに絵にバラつきが結構あるのが多少気になった。ただ、絵柄自体がどうこうってわけじゃなくて、ツールの違いが出てるのかなぁ?とも思う。自分自身は絵を描かないので、技術的なことは全然わからないんだけど。

『慟哭に似た恋模様』の、獣耳の人達が奴隷のように使われている設定と、『ノラ猫印の宅配便』の、ネコミミ帽子が制服の運送屋という設定は、面白かったので、また同じ設定で描いてほしいな。(はっ、これでは単なるネコミミ好き!?)

『息子がお世話になってます!』天城れの

(ビーボーイコミックス/リブレ出版)

表題シリーズ3話プラス描き下ろし番外編2話、他に読み切り短編を2篇収録のBL作品集。

表題シリーズにたいそう萌え&ウケました。幼稚園の先生×園児の父親なんだけど、このお父さんが可愛くって! 超エリートサラリーマンで「世の中全てが劣って見える…」なんて素で思ってる歪んだ高慢チキ野郎なんだけど、エリート意識の陰に寂しさを抱え込んでいるのが良い。自分なりに愛情を注いでいるのに息子が懐いてくれなくて悩む姿とか…良い!

そもそも私は父親BLが大好物! オヤジBL自体好きなんだけど、中でも子持ちオヤジは最高に好き! 特に、幼い息子か年頃の娘がいる設定だと良い。幼い息子なら、オヤジに加えてショタ好みの私の心を満たせるし、単純に幼児の可愛さに癒されるし。年頃の娘なら、娘にどう接したらいいのかわからなくて悩むオヤジの姿に萌えるし。オヤジBL自体が、これまで男同士の恋愛なんて考えもしなかったオッサンが、BL的恋愛に巻き込まれていく葛藤とか躊躇いとか戸惑いとかが結構な萌えポイントのひとつとしてあるわけだけど、これが子持ちオヤジならその度合いはさらにグッと高まるわけですよ!

…とはいえ、この『息子がお世話になってます!』はコメディ色が強い作品なので、その辺の葛藤は薄いんだけど(お父さんも30歳くらいなので別にオヤジというわけではないし)。でも、逆に、1回成り行きでエッチしちゃってからのお父さんの色ボケっぷりが、最初のエリートぶりとの落差が物凄くて笑えた。先生にいつ襲われても大丈夫なように、幼稚園に息子を迎えに行くにもおろしたてのパンツをはいたりして準備万端で待ち受けちゃう! 読みながら「ヤル気まんまんじゃねえか!」と声に出してツッコんじゃったよ。

お父さんは可愛いし、もちろん息子も愛らしいし、笑えてかつほのぼのとした家族愛も感じられて、良い話だった。描き下ろし番外編も24ページもあって、お得感たっぷり。同時発売のエッセイ漫画『正直売れたい。』もかなりの描き下ろしがあったので、作者はかなり大変だったろうなぁ(コミックス描き下ろしって原稿料出ないらしいし…)。そんな頑張ってる“正直売れたい”天城れのを、これからは微力ながら応援していこうかな、なんて思ったり。(個人的には、作品によって当たり外れが結構あると感じるので、すごく好きな作家さんというわけにはいきませんけど)


◆『童貞先生!』の感想はこちら

『カンゴク69』阿仁谷ユイジ

(ジュネットコミックス ピアスシリーズ/ジュネット)

阿仁谷ユイジがジュネットで…!! どんなエロエロになってるのかしら♪と期待にワクワクしながら読んでみたら……素晴らしい! さすがに期待を裏切らない!! どちらかというとエロ面白いのを予想していたのだけど、思いがけずエロ切ない物語で、不意打ちをくらってメロメロになってしまった。

『ナイチンゲールは夜に啼く』と『カンゴク69』の2本立て。前者が切ない感じで、後者はコメディ色強し。かなりこまごまと感想を書いたので、ネタバレ気味です。お気をつけ下さい。

『ナイチンゲールは夜に啼く』は、オスカー・ワイルドの『ナイチンゲールとバラ』をモチーフにした話。夜ごと愛の歌を歌いながら本当の愛や恋を知らなかったナイチンゲールが「真実の恋」のために自らを捧げるあの悲しい物語を、阿仁谷ユイジ流のBLにし、しかもハッピーエンドを見せてくれる。かつて『ナイチンゲールとバラ』を読んだとき、その報われないラストに呆然とし、無垢で哀れなナイチンゲールを救ってやりたいと思ったものだ。だから、この漫画のナイチンゲールである主人公・愛仁の恋の成就がいっそう嬉しく感じられた。ナイチンゲールに愛の報いを、真実の恋を与えてくれたことに、感謝したい気持ちにさえなった。

そして、ナイチンゲールと並んで重要な存在のバラ。こちらは『ナイチンゲールとバラ』とは大きく違って、直接の筋立てには深く関わってこない。衛太郎に一目惚れした愛仁の目に、バラが咲き乱れて見えるのだ。恋に落ちたことを表現するのに、背景に花を咲かせるなんて、言葉で説明すれば古典的な、よくある表現のようだが、いやいや、ぜひ実際に漫画を見てほしい! これがものすごく美しく、印象的なのだ。さらに、愛仁が衛太郎を見たり、恋に悩んだりするたびにバラが描かれ、作中でバラが真実の恋と愛の象徴であることを印象づける。原案とは違ったオリジナルな用い方でありながら、その意味するところは変わらず伝えていて、阿仁谷ユイジの抜群のセンスの良さを感じた。


まだ感想文は続きますが、長くなったので一旦たたんでおきます。「続きを読む」から続きをどうぞ。
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『満員御礼 上巻』真生るいす

(ミリオンコミックス CRAFT SERIES/大洋図書)

名古屋場所も終盤ですが、見てますか、大相撲。私は7月に入ってから何かとバタバタしていてあまり見れてないんですが、朝青龍ファンにはちと辛い場所になりましたね。そして出島の引退も寂しいことです…。あの美しいモチ肌がもう見られないかと思うと残念ですね。

さて、全国に多数おいでの大相撲ファンの腐女子の皆様! いよいよ待望の角界BLコミックが出ましたよ! …えー、多数いると思いたいんだけど…やっぱり現実には少ないのかしら、相撲好きの腐女子。まあ、多い少ないはもうよろしい。こうして本が出たんだから素直に喜びましょう。

この作品のことは全く知らなくて、たまたま書店で目について手にとって、裏表紙の力士のイラストと帯の「角界ロマンス」の文字に、反射的に力士×力士BL!?と期待したのだけど、落ち着いてあらすじを読んでみたら呼出しさんの話だった。そりゃそうだ…いきなり力士BLは冒険しすぎよね。でも、本編は呼出しとタニマチの話だったけど、番外編で力士同士の話も収録されていて二度美味しい本だった。個人的には番外編の方が気に入ったかも…何せ、関取目指して頑張っているテツが格好良いのだ。まだ幕下よりも下にいるみたいだけど、番付が上がれば若い女性ファンもきっとつくぞ…そしてリトアニア人力士の彼がやきもきするのだ(笑) いや、彼だって上に行けば女性ファンつきそうだな…うわー、イケメン力士同士が付き合ってるとか、考えてみたらスゴいな! 腐女子的にはオイシイんだけど、相撲ファンとしては複雑な気持ちだ(笑) まあ、この上巻では、本編も番外編もまだ「付き合っている」というには遠い状態なので、恋の発展には下巻の発売を待ちたいところ。

読んでるこっちが恥ずかしくなるようなウブな恋模様も楽しく読んだが、それに劣らず好感を持ったのが、各人各様の相撲を愛する気持ちが細やかに描かれている点。特に巡業のエピソードでは、相撲を見て楽しんでいる立場として梶之助にすごく共感したし、彼に対する好感度が一気に上がった。そして瀬里さんの「乳首がピンクなんです!!」発言。やっぱ見るよね、乳首(笑) さすがにそれを理由にファンになったりはしないけど。

下巻がいつ出るのかわかりませんが、楽しみに待ちたいと思います。縁の下の力持ちである呼出しの多彩な仕事ぶりもわかりやすく描写されているし、BL読者層に大相撲への興味を持つ人が増えると嬉しいなぁ。さらにこの作品をきっかけに、角界BL漫画が他にも出てくればもっと嬉しいなぁ。ドラマチックな物語を描くのには向いた世界だと思いますよ。

以下は私の角界BL妄想です。くだらない内容ですが、それでも興味のある方はどうぞ…。
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『スイッチON!』カシオ

(MARBLE COMICS/東京漫画社)

『スイッチON!』シリーズ、『恋愛初期症状』シリーズ、『氷の旋律』『雪崩くんはそれを我慢できない』の4作と、『スイッチON!』の描き下ろし番外編。

描き下ろし以外は全部アンソロジー掲載時に読んでいたけど、こうして改めて読むと…面白いっ! 『氷の旋律』と『雪崩くんはそれを我慢できない』については、アンソロジーで読んだときには今ひとつと感じたのだけど、いや、良いじゃないか! 読めば読むほど味が出る、スルメ漫画ですな。特に、古い作品である『氷の旋律』『雪崩くんはそれを我慢できない』は、画面構成などが拙い部分があって、一読では飲み込みづらかったので、再読の方が楽しめたのかな、と思う。『氷の旋律』は、大幅に描き直してあって、ストーリーはそのままなんだけど、読みやすくなった印象。お持ちの方は、アンソロジー版と比べながら読むのも楽しいですよ。素村さんが男前になってます。こうしてまとめて見ると、けっこう絵が変わってきてるんだなぁ。

で、ここまでの長い文章は前置きですよ。もうね、もうね、もう……菅家!! 菅家菅家菅家〜〜〜!! なんか、もう、好きだ! 根暗萌え、キモキャラ萌えの人は買った方が良いです、この本。『恋愛初期症状』の攻めキャラ・菅家がいとおしくてたまらないです。大学生同士の学生恋愛なんだけど、菅家は本当に根暗なキモメンなんです。顔が隠れるようなボサボサ髪、猫背ぎみのひょろ長い体型、ぬぼーっとした佇まい、ぼそぼそした喋り方、受けキャラ・しんごへの迫り方もスマートとは程遠い(どっちかというとキモチワルイ)…変わり者で学校でも浮いてる存在。そんな彼の描かれ方が、独特の絵柄と相まってすごくリアル。しんごを部屋に招いた菅家が、具無しのやきそば(麺とソースのみ!)を作って出してきたときなんて、私はもう萌え狂ったね。ああああ、なんて絶妙のキャラ設定か! BLでここまでキャラ萌えした作品は久々だなぁ。キャラ同士の関係性とか、感情を表した瞬間の表情とかに萌えることはよくあるけど、1人のキャラクターそのものに心を掴まれることって、BLではそんなに無いことのような気がする(私の場合は)。

菅家の何が良いかって、ちゃんと暗くてキモチワルイところ。シャイなせいで無愛想だとか、憂いを帯びた美形だとか、ブンガク的な雰囲気ある暗さだとか、そんな「可愛らしさ・格好良さ」を排した、ダメな感じのする暗さなのが良い。これはBLではなかなか貴重なキャラクターなんじゃないかしら。菅家のことだけじゃなくて、このコミックスに収録されている他の作品でも、恋している人のうざったさ、気持ち悪さがきちんと表現されていて良かった。それは滑稽にも見えるんだけど、読んでいると、なんだかわかるなぁって思うのだ。雪崩くんとかも、あれ、実はけっこうダメ感漂わせてるよね。皆ちょっとずつ鈍感なとこがあって…。菅家も含めて、その格好悪さが可愛くてたまらなかった。井上はムッツリだし。菅家なんて、しんごにけっこう酷い扱いをされてるんだけど、酷い目にあってる菅家って可愛い〜。しんごは身勝手だわ、菅家はちょっとズレてるわ、この噛み合わなさ! ああ、なんもかんもツボ過ぎる。漫画自体はだんだん絵も整って読みやすくなってるし、これからも期待してます!

『団地ヅマ観察』かゆまみむ

今回の感想は、大人向け(エロ)の内容を含んでいますので、折り畳んでおきます。本文は「続きを読む」からご覧ください。
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『童貞先生!』天城れの

(ジュネコミックス・ピアスシリーズ/マガジン・マガジン)

ピアスのアホエロBLって全力感があって好きだなぁ。天城れののコミックスは何冊か読んだことがあるけど、今のところこの『童貞先生!』が一番好き。なんか手加減無しというか、イっちゃってるというか…。あとがきで作者自身が書いている通り「描いた時どうかしてた」としか思えないトンデモBL揃い。あまりのバカバカしさに、読んでて感心してしまった。よくもこんなアホな設定を考えるものだなぁ! アホBLは好きでちょこちょこ読んでいるけど、こんなに「スゴい!」と思ったのは結構久しぶりかも。紅蓮ナオミの『おしおき学園』を読んだとき以来くらい…?

中でも表題作は全生徒性欲丸出しなのが可笑しかった。「血気盛んで精液ほとばしる思春期の生徒達」って…(笑) あの学校(私立黒薔薇学園)を舞台にしたシリーズを描いてほしい〜。キャラクターは毎回違ってていいから、黒薔薇学園シリーズで。あの学校の設定は単発で終わらせるにはもったいないよね!

設定がスゴいという点では『裸眼鏡にさせないで』もかなりのものだったな。真面目にバカなことをやるのって面白い! 「どうしよう 愛しさが止まらない…っ」のコマはめちゃめちゃ笑った。アホや、こいつら(笑) いろんなBL漫画に出てくる変なエロ会社を一覧にしたら面白いだろうなー。

『テレビくんの気持ち』松本ミーコハウス

テレビくんの気持ち
松本ミーコハウス
(バーズコミックス ルチルコレクション/幻冬舎)

私は8割方、キャラクターの表情でBLを読んでいるのかもしれない…。この漫画を読みながら、そんなことを思った。(8割というのは大げさとしても、まあ5割くらいは…)

笑った顔、泣いた顔、照れた顔、怒った顔、切なそうな顔、嬉しそうな顔…私がBL漫画を読んでいてジタバタ萌え転がるのは、豊かで魅力的な表情にキュンとしているときが多い気がする。だから、硬質な整った線でかっちり描く画風よりも、ふにゃっとした線の、柔らかそうな画風の方が好きなのかもしれない。どちらかといえばコメディやかわいらしい感じの話が好きなのも、シリアスな話よりも可愛い表情のキャラがたくさん見られることも一因としてあるかも…。

てな訳で、顔を真っ赤にして恥じらう可愛い男の子が見たい方、ふにゃっと笑う甘えん坊が見たい方、涙をいっぱいにためた大きな目が見たい方、ぜひ『テレビくんの気持ち』を読みましょう。素晴らしい「男の可愛げ」に満ちた幸せな作品集です。(あと、メガネ受が好きな方もぜひ!)

オムニバス短編集なのだけど、本当に全部の話が好みだったのでビックリした。1冊全体を通しての、キャラクター同士の繋がりや関係を見てニヤニヤ出来るのも楽しい。

そうそう、ビックリといえば、描き下ろしの『脇役くんたちの気持ち』で、「自分のためには料理する気にならない」と言った宮崎のために、慎吾が大根を炊いてやる場面を読んでいて、急に涙が込み上げてきちゃってビックリした。どんだけ涙もろいんだ、私…。なんというか、お鍋でくつくつ煮えている大根があったかそうでさ…。私も、自分のためだけに料理する気は起きないなぁ。もし同居人がいなかったら、食生活めちゃくちゃだろうな。自分が作った食事より、人に作ってもらった方が断然おいしいと感じるタイプだし…。でも今は自分で作るしかないので、慎吾の大根に触発されて煮しめを作りました。ああ煮物うまい…誰かが私のために作ってくれればもっとうまいに違いない(笑)
nishime.jpg
お煮しめ。タケノコ、ニンジン、ジャガイモ、ゴボウ、こんにゃく、厚揚げ、ちくわ、鶏肉(大根入ってないやん)。
あんまりおいしそうに写ってないけど、おいしかったですよ。

慎吾と宮崎の今後も読みたいなー。慎吾は「メシくらい自分で作れ、甘ったれが!」なんて言いながら、宮崎のために色々作ってあげるんだろうなぁ。

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