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  • 2012.10.01 Monday
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『愛と希望の人類滅亡BLアンソロジー』ふゅーじょんぷろだくと

8作品収録。全部ギャグ、コメディ。本気で滅亡して2人きりで愛し合うようなしっとり(?)した話は無し。このアンソロジーの方針として意図的にそうしたのかもしれないけど、そうじゃなくてたまたま全員が滅亡を面白ネタにしたんだとしたら、それはそれで興味深いかな。二昔くらい前なら、シリアスなのが混じりそうなものだけど。それこそファンタジー設定で。魔法使いとか亜人種とか…。昔はファンタジーかつシリアスなBLとかエロ漫画とかもっとあったイメージ。

で、どれもけっこう楽しく読んだ。たぶん同人でご活躍の作家さん方なんだろうけど、私はそちらには疎いので、今までに読んだことのある作家さんは関口かんこと羽生山へび子の2人だけだった。商業誌ばかり読んでいる目からすると、絵は全体的に粗めに感じた。

特に面白いと思ったのは『平成ゴールドラッシュ』たぬき太郎、『狂い咲け路薫狼琉!』羽生山へび子の2作品。前者はSF設定の話を下ネタとパロディで笑いに。BL度は低め。
後者はありえない滅亡の理由と過程を全力で描ききって笑いに。勢いがスゴい。こちらは短いシーンの中に青春を感じさせる恋も有り。

面白おバカBLがお好きな方はどうぞ。個人的にはハズレ覚悟で購入したんで、思ってたより楽しめて良かったなーと思ってます。

『女装の王子様 Vol.2 』

(光彩書房)

オール読み切りボーイズラブアンソロジー。Vol.1がまあまあ良かったので今回も購入。ええと、千円もする割になんか薄いんだけど…(内容じゃなくて物理的に、ページ数がね)。あんまり売れてないのかなぁ、このアンソロジーシリーズ。確かにネットでBLの話題を見回ってても光彩書房の名前が出てくることってあんまりないかも…? いや、単に光彩書房みたいなエロBLは密かに楽しんでる人が多いから話題になりにくいのかもしれない…。エロBLといえばジュネットなんかもそうだけど、ジュネットはエロ寄りのBLで、光彩書房はBL寄りのエロって感じがする…。

ああ、なんか話がそれた。さて、以下は1篇ずつの感想です。
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『ニッポン擬人化』(drapアンソロジー/コアマガジン)

『47都道府県4コマ ボーイズラブコミックアンソロジー』というサブタイトルの通り、都道府県をそれぞれ擬人化してカップリング遊びしようという本。今大人気の『ヘタリア』の都道府県版のような感じ…?(ヘタリアはBLというわけではないけど)

基本は1県につき2ページで、簡単なキャラクター紹介(その都道府県の紹介)と、4コマ漫画が3本。北海道、東京、神奈川、愛知、大阪、福岡については4〜6ページとちょっと優遇されている。まあ、大都市があるし人口も多かろうし、他県の人にもイメージが伝わりやすいだろうから、こうなるのもわかる気はする。やっぱり、ページ数の多いところの方が面白くなりやすい感じではあった。4コマ3本ではあっさりしすぎているかな。

ただ、ヘタリアと違うのは、この『ニッポン擬人化』の方はアンソロジーなので、都道府県ごとに違う作家が描いていて、漫画としてそれぞれが完全に独立しているところ。統一された世界観、キャラクター設定でこういう企画をやったらもっと面白いだろうなあ、と思う。けど、1人の作家が47都道府県(つまり47人のキャラクター)をきちんとキャラ立ちさせて、偏りなく恋愛模様を描こうとしたら、ものすごく大変だし、ものすごく長大な作品になるだろうから、まず無理だろうとも思う。各都道府県すべてに詳しくないと描けないしね。でも、面白そうだから、誰か地理の得意な作家さんが描いてくれないかなぁ。

BLとしてすごく面白いかというと、それほどでもないけど、企画自体は面白味があるし、ある種のネタとしては充分楽しめた。これをきっかけに、自分ではこれまで考えたことのなかった「都道府県擬人化」という新しい萌え視点も与えてもらったことだし。こういう企画は、完成度を高くするのが大変だし、それで批判を浴びることもあるかもしれないけど、個人的希望としては色々新しいことをやってほしいなあ、と思う。もちろん、ユニークで完成度も高ければそれが一番良いんだけど。

『女装少年アンソロジー』(ガンガンコミックスアンソロジー/スクウェア・エニックス)

今回から、ある程度大人向け(エロ)の内容を含んだ感想は折り畳んでおくことにしましたので、本文は「続きを読む」からご覧ください。過去の感想記事も順次そのように直していく予定です。
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『きつくしめてね』チロル(女装の王子様/光彩書房)

きつくしめてね
チロル
(BLアンソロジー『女装の王子様』収録/光彩書房)

今回の感想は大人向け(エロ)の内容、表現が含まれているので折り畳んでおきます。本文は「続きを読む」から御覧ください。

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BLコミック恋する言葉。Perfect Bible(小学館クリエイティブ)

BLコミック恋する言葉。Perfect Bible
恋する言葉。委員会・編著
(小学館クリエイティブ)

「BL界初の名言集誕生!!」というわけで…わははー、買っちゃったよー。ま、ネタにね(笑)

藤たまきのイラストが良いってのもあるけど、思ってたよりも綺麗で乙女ちっくな装丁で、おお、素敵じゃないか、と思った。内容も、ひとつの名言、ひとつの場面ごとに見開き2ページを使って、前後の状況を交えた解説つきで紹介されていて、なかなか丁寧な作り。ただ、その分、全体で取り上げる作品数は多くなく、内容の薄い印象は受けた。取り上げる作品、作者が偏りすぎなんじゃないの?というのもあるし。ま、名言集、となるとヤマシタトモコ作品なんかは挙げやすいんだろうけど。物語の流れから離れて、その言葉単体で見ても詩的なネームが多いものね。

編集部の座談会も収録されていて、BL初心者だという小俣くん(男性)が、オススメとして『是‐ZE‐』を挙げているのが面白かった。あれが大丈夫ならかなりBL耐性があるんじゃないか(笑)
あと、新しい発見だったのがトジツキハジメの『千一秒物語』の方言が、四国の方言だと書かれていたこと。九州か中国地方だと思ってた! 四国人だけど気づかなかったなぁ。まぁ、四国って言っても広いからねー、地域によってだいぶ違いがあるし。何にせよ、方言萌えって今熱いね! 私は西日本の方言が好きだなぁ。関西から中四国、九州。


と、色々書いたけど、こんな本に手を出すようなBL好きを心底満足させるほどの内容ではないと思うけど、まあ、軽い気持ちで楽しむには悪くなかったです。試み自体は面白いと思うし、幅広い作品を取り上げて内容を充実させてもらえれば、そのうち第2弾もあっても良いんじゃないかな。

個人的には、この本で紹介されていた蓮川愛の『恋愛操作』が気になったので、いずれ読んでみようと思う。私って「自信家のやり手セレブ」「エグゼクティブ」みたいなのに弱いんだな、とつくづく感じる今日この頃。しかも私の大好物の「ラブラブなのにゴチャゴチャもめる」痴話喧嘩展開もあるみたいだし!…って、気になる作品が見つかったのは良かったけど、「名言」とはあんまり関係ない部分で惹かれてるような…。

Baby VOL.4 下着特集(ふゅーじょんぷろだくと)

『Baby VOL.7』がなかなか良かったので、バックナンバーで気になった『Baby VOL.4下着特集』を購入。……うーん、全体的に低調かな。なんかこう、今一歩ツメが甘いというか、同人誌っぽい(素人っぽい)というか、そんな感じ。まだ創刊4号ならこんなもんか。

恋煩シビトの『それは真心でした』が1番良かった。テーマである下着の扱いも上手いし。あとはイシノアヤの『GET OUT』が、短いけどほろ苦くて甘酸っぱくて良かった。やっぱりイシノアヤ好きだなぁ。

下着特集ってことでエロの上手い漫画を期待したんだけど、その期待が外れたのがちょっと残念だった。いや、下着というテーマで真っ先に思い浮かべたのが鬼嶋兵伍だったんで、そりゃあのレベルのエロを求めちゃ期待し過ぎってもんですね(笑) 個人的な嗜好として、勃起した男性器がパンツの布をグッと持ち上げる様にそそられるんですが、この描写が鬼嶋兵伍作品は絶品!

ま、その期待は外れたけれど、この『Baby VOL.4』で新たに「良いかも…」と思わされたのは、女性用下着を着用する少年。山田2丁目の『ある意味、初恋』で、男の子がいじめられて女性用下着(ブラとパンツ)を着けさせられる場面があるんだけど、小柄な少年の薄い胸にブラジャーが着けられてるのが、なんだかキュンときた。あの心許ない風情が何とも言えず良い。最近、自分内ショタブームが来てるんで、幼い少年のセクシャルな描写に惹かれる…。

このVOL.4はイマイチな感じだったけど、VOL.7は良かったし、来月発売のVOL.8は『前屈みになるエロス特集』ということで、また購入したいと思います。


◆『Baby VOL.7 無機物推奨擬人化特集』の感想はこちら

Baby VOL.7 無機物推奨擬人化特集(ふゅーじょんぷろだくと)

以前、『図書委員の恋』の感想記事の中で、『オリジナルBLアンソロジーBaby』を売っているのを見たことがない、と書きましたが、この辺りの書店で1軒だけ置いている店がありました。個人経営の小さなお店で、特に品揃えが良いわけではないのですが、こういうところに思わぬ品が置いてあったりするもんです。
で、そこでたまたま見つけた『Baby VOL.7』の特集が「無機物推奨擬人化特集」ですよ! いや、そりゃあ、腐女子の妄想力の例えとして、よく「鉛筆と鉛筆削り」なんてことも言いますけど、それテーマでアンソロジー出しちゃうんだ! てなわけで、特集テーマにつられて買ってしまいました。だって気になるじゃないですか、ねぇ。


で、実際に読んでみると…かなり面白かったです。元々そうではないものを腐妄想を働かせてBLに仕立てているわけだから、二次創作BLにも似た感じで、各作家さんの萌える気持ちがかなりダイレクトに伝わってきました。漫画作品とは別に、特別企画として22人の作家による無機物擬人化萌え語りページもあって、それも読みごたえがありました。なるほどなるほど、とうなずきながら読んだり、これがこういうイメージなのか!と驚いたり。さすがに自分では無機物を擬人化して萌えることはほとんどないけど、こうして他人様の腐妄想を見るのは楽しいです。

最初に少し触れましたが、『図書委員の恋』は素直に褒めはしなかったのだけど、今回掲載されていた恋煩シビト作品『窓際のリンゴちゃん』は面白かったです。やっぱりこの作家さんの作品は、コメディの方が好みに合う気がします。

皆が擬人化萌えに沿った作品を提示している中で、ヤマシタトモコの『魔法使いの弟子』は異色でしたね。擬人化BLに対して抱く期待からは外れた作品でしたが、内容そのものは面白く読めたので満足してます。女の子が可愛かったし。でも、直球の擬人化BL漫画も読んでみたかったですけどね、やっぱり。ヤマシタトモコなら上手く描きそうじゃないですか、ちょっとコメディテイストで。


いやー、これはちょっと面白いアンソロジーですね、Baby。読者コーナーや次号予告のページなどの、読者へ呼び掛けるちょっとした文章がやる気に満ちているように感じられて、ちゃんと読者の方を向いているな、と思えて好感を持ちました。とりあえず次号も買ってみます。
あと、バックナンバーのVOL.4「下着特集」が気になります…。BLのエロシーンで、もろ出しも良いんですが、パンツをモッコリさせている描写が大変好きなもので(笑) なんて書いたけど、「下着特集」が全然そんな内容じゃなかったら恥ずかしいですね(笑)

このマンガがすごい!SIDE-B (宝島社)

漫画家へのインタビューと作品紹介が充実した読み物。私は漫画は好きだけど漫画家のことはあまり知りたくないと思っている方で、だから漫画家のブログなんかもあまり見ないようにしているのだけど、まったく関心がないかというと、そうでもないわけだ。単行本のあとがきや、少女漫画の1/4スペースなどは好きだし。漫画と離れた一個人としてのイメージを持ちたくないだけで、漫画に関する話ならどんどん聞きたいと思う。だから、こういうムックや漫画情報誌のインタビュー記事を読むのは好きだ。インタビュアーを通して記事の形になったものなら、少し距離を持って受けとめることが出来るし。

漫画レビューや漫画批評、漫画感想のブログやサイトなどはいくつか見ているし、こうした情報誌も読む。にもかかわらず、そうした場で話題になる人気作をあまり読んでいない自分にションボリ。別にマイナー指向だとか、敢えて人気作を避けているわけではない。話題になる頃には既刊が数巻出ていることが多いので、買い揃える余裕(主に金銭的な)がないのだ。しかし、この『このマンガがすごい!SIDE-B』を読んで、宇仁田ゆみは読もうと決めた。『うさぎドロップ』には以前から興味があったのだけど、作品の紹介記事を読んで『よにんぐらし』が面白そうに感じられたので、まずは『よにんぐらし』から読んでみよう。完結しているようだし。

上記のように未読作品が多い私のような者でも、かなり楽しんでじっくり読むことが出来た。丁寧で作品の魅力の伝わってくる充実した内容の本だったと思う。正直なところ、『このマンガがすごい!』よりも読み込んでしまった。漫画家を知るということについて、やたらにごちゃごちゃと書いたが、やはり関心はかなりあるということだろうな。

バッドエンドカタログ(東京漫画社)

テーマがバッドエンドということで、物凄くドロドロした悲劇的なものを想像していたので、案外明るいというか、読みやすいものが多かったな、という印象。バッドエンドへの持っていき方に苦慮したのか、やや落ちが弱い作品がいくつかあったように思う。

初読時は、悪くはないけどすごく良いわけでもない作品が多く感じて、いつもよりやや低調かな、と思ったのだけど、この感想を書くにあたって読み返してみると、いや、なかなか良作揃いだぞ。

以下、各作品別の感想です。ネタバレ有り。
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